「調理定年」という言葉、聞いたことはありますか?
調理定年とは、手作り主義をほどほどに
外食やテイクアウト、スーパーのお惣菜などを
上手に取り入れながら栄養をとることだそうです。
評論家の樋口恵子さんが、料理上手な友人たちが声をそろえて
「あんなに好きだった料理が、この年になると億劫になる」と
年賀状に書いてきたことで「調理定年」という考えに思い
至ったそうです。
仕事には定年があっても、ご飯は毎日食べるので
料理を作ることに終わりはないですよね。
我が家は、育ち盛りの子供たちがいるので
まだまだ先の話ですが、子供たちが大きくなり
夫と二人になったら、適度にテイクアウトやお惣菜を
利用して、少しでも調理や洗い物から解放されると
嬉しいなと思いました。
毎日、メニューを考えるのも大変だし
休日ともなれば1日3食…
そして、ご飯が終わると皿洗い
それがずっと続くと思うとゾッとすることも
ありましたが、「調理定年」という言葉を聞いて
老後の心配が少し和らいだ気がしました。
コロナ禍もあり、テイクアウトやデリバリー市場は
急成長をとげ、選択の幅も広がりました。
もちろん手作りの良さもたくさんあります。
バランスを考え、上手に取り入れていくと
負担も減るのではないでしょうか。